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優雅な古典芸能がよみがえる(御調郡久井町)

[由緒ある社に繰り広げられる踊りの数々が、ふるさとの夏を彩る]

地域イベント

県指定文化財の氏子ぎおん踊り

 優雅な古典芸能を繰り広げ、御調郡久井町の夏を彩るふるさと祭りとして知られる「久井の祇園祭」が今月14日(日)、同町江木の久井稲生神社で行われます。山城伏見稲荷大明神を勧請した神社で、伏見稲荷大社の分霊としては最も歴史の古い久井稲生神社。弘治3年(1575年)、毛利元就によって本殿が造営され、3年後の永録3年(1560年)には元就の三男小早川隆景によって社殿が造営されました。近郊随一の伝統と社殿を誇り、地元の人々には「久井のお稲荷さん」として親しまれています。県の無形民俗文化財にも指定される同神社の祇園祭は大永2年(1522)、下津高根山城主であった山名左近将監が境内の八重垣神社に参拝したとき、氏子八ヵ村の人々が“にぎやかし”として奉納したことに由来します。その後、一時中断していましたが、小早川隆景が社殿を造営し参拝した際に再び奉納されて以来、今日まで400年以上続いています。もともと同神社の例祭日(7月15日)に行われていましたが、現在では7月15日に近い日曜日に武士行列や杖使い踊り、獅子舞などが境内でにぎやかに繰り広げられています。

 

 境内では午前8時から早くも祭りのハイライト、氏子ぎおん踊りがスタート。踊り子が風流笠をかぶった踊り子たちが小太鼓を叩きながら道びき、花の踊り、竜王の踊りなどを大太鼓・鉦に合わせて踊り、獅子舞は宮参り、三番双、夫婦獅子、玉取り、継獅子などを演じます。また、同時刻に下津地区で下津氏子、子ども衆、若衆らによるぎおん御輿御渡も始まるなど、午前中いっぱい同町は祭り一色に染まります。みなさんもこの機会にぜひ、久井ならではの古典芸能の数々をお楽しみください。13日(土)には前夜祭として、同町江木のサンタウン広場にヨーヨー釣り、金魚すくいなどの夜店や模擬店が多数出店。歌謡ショーなども行われ、夏の夜市の雰囲気で盛り上がります。こちらもお見逃しなく。

 

●お問い合わせ/久井稲生神社 TEL(0847)32-6029
●お問い合わせ/久井町商工会 TEL(0847)32-6199

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