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郷土の伝承にちなむ神事を執行(豊田郡木江町)

[観光事業の関係者らが参加して、海上に浮かぶ岩に向けて矢を放つ]

地域イベント

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 豊田郡木江町で今月16日、ふるさとの伝承にちなんで観光事業の発展と振興を願う「弓張岩の神事」が行われました。かつて木江周辺の海域には海賊がひんぱんに出没し、民間の船を襲うという出来事が相次いでいました。応永年間、弓の名手である沖浦葛城主・土倉足右之門冬平が海に浮かぶ岩に弓の弦を据えて矢を放ち、海賊たちを退けたと伝えられ、弓張岩がそのゆかりの岩といわれています。大崎上島八景の一つに数えられ、干潮時には陸続きとつながるこの岩も、いったん潮が満ちると海中にその神々しい姿をのぞかせ、瀬戸の多島景観の美しい点景として観光客などに親しまれています。

 

 昭和55年、同町に観光協会が再発足。以来、冬平の伝統を語り伝えるとともに町の観光事業の発展を願い、郷土の言い伝えにちなむ弓張り岩の神事が行われるようになりました。神事は昭和58年以降毎年行われており、今年も町長をはじめとする15名の関係者が参加。神主が神にお供えを施した後、出席者が次々と海上に浮かぶ岩に向けて弓を放ち、一同で観光事業のよりいっそうの発展と振興への誓いを新たにしました。

 

●お問い合わせ/木江町商工会 TEL(08466)2-0225

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