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電子地域通貨を利用した仮想商店街-2(安芸郡海田町)

[全国初の試みに手応えを感じるとともに、いくつかの問題点も浮き彫りに]

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 安芸郡海田町の海田町商工会では国の補助金助成を受け、先月5日から約2週間、電子エコマネーを利用した全国初の仮想商店街(バーチャルモール)の実証実験を行いました。地域通貨に電子マネーの特徴を取り入れ、インターネット上での流通を可能にした電子エコマネーを使い、町内の消費者らが地元の商店がネット上に開設した仮想商店街でのショッピングを楽しみました。同商工会では町内の消費流出抑制などを目的に、広島市立大学情報科学部と合同で1年前から仮想商店街構想に着手。同大学および広島銀行、デオデオなどとも協力してシステムを構築しました。商店と消費者を集めた勉強会を経て、16の店舗と65名の消費者が実証実験に登録。うち49名が電子エコマネーを使って買い物し、モール全体で34万4千円を売り上げるなど、当初予定した目標の50万円には届かなかったものの商工会も確かな手応えを感じたようです。

 

 仮想商店街における消費者にとっての一番のメリットは、自宅で気軽に買い物できること。しかし、セキュリティの問題が絡むことから承認パスワードの手続きが煩瑣であったことが消費者の指摘で明らかとなり、商品の受け渡しを円滑に行うためのデポ(商品の保管所)の充実を図る必要性が求められました。また、商品が売れなかった店もあるなど、店舗によりばらつきが生じた商品および運営レベルの統一を図ることも今後の課題のひとつ。商工会では年内にも合同勉強会を開いてこれらの改善を図るとともに、電子エコマネーの利用価値を高めるためにポイントカードの導入なども検討していきたい考えです。

 

●お問い合わせ/海田町商工会 TEL(082)822-3728

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