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お店紹介-なかがわ石材店(安芸高田市商工会)

[遺族の心の寄りどころになる墓石に想いを込めて。愛と情熱を持った熱い石材店]

事業所・店舗紹介

安芸高田市 商工会

「将来的には石自体の加工もここで行っていきたい」と店主の仲川鉄兵さん。

「将来的には石自体の加工もここで行っていきたい」と店主の仲川鉄兵さん

 安芸高田市に熱い思いを秘めた石材店があります。店主の仲川さんは、「お墓は大切な人、愛おしい人が亡くなってカタチになったもの。残された人の心の寄りどころで、気持ちや想いを吐き出せる場所だと思うんです。そんな場所を自分の手で造ることができ、さらにお客様から『うれしかったよ』と声をかけてもらえるなんて、こんな素晴らしい仕事ありません」と話します。だからこそ、一文字一文字、気持ちを込めて加工するのが仲川さんのモットー。国家一級の石材加工技能士の資格を持つ確かな技術と熱い思いを武器に、これまでファンを増やしてきました。

 

 独立1年目は、創業前からのお得意さまもいたため、順調な滑り出し。しかし、2年目は、新規顧客の獲得が進まなかったことから、大きな壁にぶち当たります。新規顧客獲得の方法を模索している時、安芸高田市商工会から小規模事業者持続化補助金の情報を得ました。商工会のサポートを受けながら書類を作成し、見事採択を受けた事業内容は「ハチ駆除サービス」。一見、石材店とは無関係に見えますが、以前お墓に巣を作ったミツバチを駆除した経験から発想したサービスです。新しいサービスを展開することは「なかがわ石材店」のPRにも繋がっています。

 

経営革新計画の承認を受けた『紙製骨壷』。

経営革新計画の承認を受けた『紙製骨壷』

 さらに、現在進行形の新事業がもうひとつ。仲川さんが昔から温め続けてきた『紙製骨壷』です。お墓の中が狭くて入らなくなった骨壷は、仲川さんが有償で引き取ってお寺に処分を依頼したり、遺族が自分たちの土地に埋蔵処分することが多いのだそう。しかし、それ以外は墓地の片隅や山、川などの不法投棄されていることもあります。仲川さんが手掛ける紙製骨壷は燃やすことも裁断することも可能。環境に配慮した、地球と人に優しい骨壷です。この事業は今年9月経営革新計画の承認を受けました。現物もほぼ完成。今後はパンフレットの作成などが予定され、商工会も専門家を派遣するなどしてサポートを引き続き行っていきます。

 

 「今後も石材店の既成概念に捉われず、新しいことにチャンレンジしていきたい。そのすべてが本業の石材業へと繋がっていくと思います」と仲川さん。次は、どんなアイデアが飛び出すのか、これからの仲川さんにも注目です。

 

ハチの駆除は6月頃から始まり8月、9月にピークを迎えます

ハチの駆除は6月頃から始まり8月、9月にピークを迎えます

 

 

○なかがわ石材店

住所/安芸高田市吉田町相合293-5

電話/0826-42-5930

営業時間/8:00~17:00

定休日/不定

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