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「キッズ起業家育成事業」開講

全4回の日程で、将来のまちづくりの担い手となるチャレンジ精神旺盛な人材を育成

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広島安芸 商工会

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「キッズ起業家育成事業」開講

▲広島文化学園大学の学生らのサポートを受けながら、役割分担や店名決めなどを行った。

 

地域の子どもたちの自立心を養い、チャレンジ精神を育み育てる「平成24年キッズ起業家育成塾」が25日、安芸郡坂町平成ヶ浜の広島文化学園大学で開講しました。地元小学生を対象に、起業家精神を育むための学習プログラムや実習体験の機会を提供し、まちづくりの担い手を育てようというもの。今回で第17回目を迎え、町内3小学校(坂、横浜、小屋浦)から過去最高となる51人が参加。初回の講座に参加した小学生たちは、夢を持つことの大切さを学んだり、グループ分けをして役割分担などを決めたりしました。

 

この事業は、地元小学生を対象にしたキッズ起業家育成塾と、「さかサンデーマーケット」での実習体験によって起業家意識の高揚を図ることを狙いに行われているもの。旧坂町商工会が2004年度(平成16年度)に立ち上げ、現在、広島安芸商工会坂支所が継続して事業を実施しています。全3回のカリキュラムで店舗経営の仕組み、商品の仕入れや売上、事業計画書づくりなどを学び、最終日となる12月16日(日)のさかサンデーマーケットで店舗を出店。販売体験を行う計画です。

 

同大学の松尾俊彦副学長が講師役を務めました。松尾副学長はオリエンテーションの最初に、「ここは学校ではない。嫌なら来るな」と小学生たちに厳しく要求。キッズ起業家育成塾に真剣に取り組むことを求めて、「グループで力を合わせ、最後まで楽しみながら一生懸命頑張ろう」「いつもはお客さんだが、今回は逆の立場。どうすれば商品が売れるか考え工夫しよう」などと呼び掛けました。その後、お互いに理解し合い、協力し合う気持ちを持つことや、失敗を恐れず、挑戦する気持ちを持つことなど、キッズ起業家育成塾の4つの約束事を松尾副学長とともに確認。報連相(ホウレンソウ)を欠かさないことなどを教わり、グループ分けや役割分担を行いました。

 

小学生たちはくじ引きでグループ分けをし、7つの班に別れ、それぞれお店づくりの第一歩となる仲間づくりに取り組みました。小学生たちは自己紹介を通じてお互いのことを知り、好きなことやアピールしたいことを自由に述べ合って、すっかり打ち解けた雰囲気の中で各自の役割分担を決めました。

 

「店長はお店の最終責任者」「営業担当は商品をたくさん売るためにどうするかを考える人」「会計担当はお金の出入りを確認する人」など、松尾副学長から各役職の役割を教わって、自分がなりたい役職を自由に選んでいきました。役割を決める際には、役割は分担するものの、みんなで協力しなければうまく店舗運営できないこともしっかり学びました。

 

役割分担が決まった後は、店名を決める作業に。松尾副学長から複数の単語を組み合わせる“プラス造語法”、各単語の頭文字を組み合わせる“頭文字造語法”などネーミングのテクニックを学び、思い思いのアイデアを出し合いながら店名を決めました。人気のAKB48をもじった“7人のSKJ(坂ジュニア)”“ハッピーinHYS(広島・横浜・坂)”などユニークな店名が出揃いました。

 

この日の講座の最後に、松尾副学長は「みんなの夢を考えてほしい」と夢を持つことの大切さを強調。作家・村上龍著のベストセラー『13歳のハローワーク』で約600の職業が紹介されていることなど、世の中には多くの仕事があることを丁寧に説明して、「将来何になりたいかをしっかり考えて、キッズ育成塾を大きな経験に換えてほしい」と呼び掛けました。

 

小学生たちは次回、いくらで売ればどれぐらい儲かるかなど、商品の仕入れと売上の関係について学ぶほか、店舗経営の仕組みや接客の仕方などを詳しく勉強することになっています。

 

●お問い合わせ/広島安芸商工会坂支所 TEL(082)885-1200

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