アクティブニュース

全てみる

起業家の卵たちが奮闘

小学生が6つの店舗を出店してイベント会場を盛り上げ、全店完売・黒字を達成

地域イベント

広島安芸 商工会

動画で見る

起業家の卵たちが奮闘

▲初めての販売体験にも臆することなく、笑顔で接客する小学生たち。

 

安芸郡坂町平成ヶ浜のパルティフジ・坂で17に開かれた「第113回さかサンデーマーケット」で、広島安芸商工会坂支所主催の「第18回キッズ起業家育成塾」を受講する地元の小学生たちが販売体験をしました。当日は「第29回坂町ようようまつり」が同日開催され、多くの来場者が詰めかける中、地域の未来を担う起業家の卵たちが6つの店舗を出店し、会場を盛り上げました。

 

キッズ起業家育成塾は、子どもたちの自立心を養い、チャレンジ精神を育てることを狙いに、旧坂町商工会が平成16年度に経済産業省の補助事業「地域振興活性化事業」を活用して立ち上げたもの。経済教育の機会を通じて子どもたちに商売の楽しさを知ってもらおうと、地元の小学5、6年生を対象にした起業家育成塾で3日間の事前学習を行い、さかサンデーマーケットで販売体験に参加するプログラムを年2回実施しています。事業開始以降、延べ約500人の修了生を輩出。事業開始年度にキッズ起業家育成塾を受講した児童が、今回のさかサンデーマーケット会場に鉄板焼きのブースを出店して一人前の商売人らしい姿を見せるなど、地道な取り組みは着実に成果を上げているようです。

 

今回で18回目となるキッズ起業家育成塾は、2月23日に開講。これまで坂町内の小学校に通う児童を対象に実施してきましたが、今回は事業の広域化を図ったことで、海田町内の小学生たちが初めて参加しました。初日はグループ分けをして6つの班を作り、店舗の名前を考えて役割分担を決めました。2日目に利益を出す仕組みや接客方法を学び、3日目に商品販売のための作戦会議を開き、チラシや看板を作りました。当日は1班で1店舗を運営し、主に地域特産品や土産品などを販売しました。事前学習から販売体験に至るまでの間、広島文化学園大学の学生や中国人留学生らが小学生たちをサポートしました。

 

殻付き牡蠣や無農薬野菜、天然酵母パン、芸州坂うどん、安芸津うどん、漁師うどん、豊島ラーメンなど、起業家の卵たちのブースにはバラエティ豊かな商品が並び、「いらっしゃいませ」の元気な声が飛び交いました。事前学習で学んだ経験を生かし、小学生たちは少し緊張しながらも丁寧な接客に努め、商品を買ってくれた人には「ありがとうございました」と明るく挨拶。手書きのポップを手にブースの中から大きな声を張り上げる男子児童や、段ボールに商品を詰めて会場を売り歩く女子児童など、子どもたちの一生懸命な姿勢がひしひしと伝わってくる場面も見られました。

 

お昼過ぎにはすべての店舗で商品が完売。無事にすべての商品を売り切ることができ、ブースは小学生たちの晴れやかな笑顔であふれていました。店じまいを終えた小学生たちは、会場を後に広島文化学園大学へと移動。サポート役の学生らとともに販売体験プログラム最後の作業、決算報告書づくりに取り組みました。売上高から売上原価や経費を差し引いて、差引収支を計算。利益は平等に分配することとし、金額の端数は地元の社会福祉協議会に寄付することに決めました。修了式では仲間たちと頑張って手にした利益が給料として、修了証書とともに一人ひとりの児童に手渡されました。

 

●お問い合わせ/広島安芸商工会坂支所 TEL(082)885-1200

 

広島安芸商工会のホームページはこちら

このサイトを広める