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カラス忌避装置「コナイカラス」を開発

カラスが恐れるオオスズメバチを利用した画期的なアイデアを商品化

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沼隈内海 商工会

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カラス忌避装置「コナイカラス」を開発

▲カラスの天敵「オオスズメバチ」を忠実に模した、画期的な商品です。

 

750品種以上のジャーマンアイリスを栽培し、日本最大の販売株数を誇る内海園芸。化学肥料や人口堆肥、殺虫剤、殺菌剤などをまったく使用せず自然農法で栽培したジャーマンアイリスは、毎年色とりどりの花を畑一面に咲かせます。ジャーマンアイリス栽培の最大の敵はカラス。代表の金高芳樹さんは実験と観察を重ね、カラス撃退装置「コナイカラス」を開発しました。

 

開発のきっかけは今から数年前。ジャーマンアイリスの栽培方法は、畝ごとに異なる品種を大量に植え付けますが、植え付けを終えた翌日の早朝、雨よけのハウス内にカラスが入り込み、植え付けたばかりの株を抜き取ってしまいました。畝ごとの品種がまざってしまい販売ができないという大きな危機に。カラスを撃退するため市販のカラス除けグッズやアイデアを試しても効果はなし。経営の大ピンチです。

 

解決のヒントは金高さんの自宅に植えられているイチヂクの木にありました。いつも実を食べに来ていたカラスが突然姿を見せなくなったのです。よくよく観察してみると熟れすぎたイチヂクのまわりにいたのは蜂。カラスの天敵は蜂ではないかと発見し、実験と観察繰り返し試行錯誤の末「コナイカラス」を完成させました。

 

2年前に経営革新計画の承認を受け、本格的に商品化に着手。経営指導員が特許申請や利益計算、JANコード取得、販路開拓方法などのサポートを積極的に行いました。また、新しい市場を開拓し、独創的にユニークな事業を進めている企業のトップらが、事業活動について語る「平成23年度広域新事業活動促進支援事業」で、「コナイカラス」ができるまでの経緯や背景などを講演。ここで出会った有限会社浜商(福山北商工会所属)の浜田博志さんがボックスの製造を担当。企画デザイン・製作オフィスtutu(沼隈内海商工会)の向井由子さんがボックスのデザインを担当し、商工会地域を超えたマッチングが実現しました。

 

「コナイカラス」はオオスズメバチを忠実に摸したもの。摸造オオスズメバチをナイロン糸に吊り下げることで長期間カラスをよせつけません。カラスが蜂を怖がる性質を利用したもので、その効果は絶大です。用途も農園、家庭菜園だけでなく、ゴミステーションや墓地、ベランダなど、カラス被害に困っている場所全般に対応します。誰でも簡単に設置できるのも魅力です。
従来のカラス防除グッズはカラスに警戒感を持たせる製品がほとんどで、すぐに慣れて効果を失うことが欠点でした。カラスが怖がることを利用した「コナイカラス」はその欠点を克服した画期的な商品です。

 

利用者からも「今年は大収穫だった」と喜びの声が多数届いていています。カラス被害にお困りの方、ぜひお試しください。

 

●お問い合わせ/沼隈内海商工会 (084)987-0328

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