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中学生が特産品を考案。『レモンを使った特産品開発プロジェクト』始動  (尾道しまなみ商工会)

[商工会青年部が地域と連携し、未来の島の担い手を育てるモデルケース]

尾道しまなみ 商工会

第一回目の授業では、生徒たちから65の案が飛び出しました

 尾道市瀬戸田町で洋菓子店「島ごころ」のオーナーシェフとして地域を盛り上げ、尾道しまなみ商工会青年部の副部長としても活躍する奥本隆三さん。瀬戸田産のレモンを使った口どけの良いレモンケーキが人気を集めています。

 

 今年6月、瀬戸田のレモンをこよなく愛する奥本さんが、尾道市立瀬戸田中学校の生徒たちとともに、新しいプロジェクトを立ち上げました。その名も『レモンを使った特産品開発プロジェクト』。きっかけは瀬戸田中学校の住元校長が奥本さんに「子どもたちが地域の課題を解決できる能力を身につけるために、今できることはないか?」と相談をもちかけたことでした。最初は、1時間だけの講演のつもりでしたが、蓋を開けてみれば年間12時間を与えられた大プロジェクトに。奥本さんの専門分野「お菓子作り」を軸に、地域の課題を解決するための商品開発がスタートしました。

 

「物産展では、生徒も一緒に店頭に立たせてあげたいです」と奥本さん

 「私は、最近子どもたちがわがままになっていると感じています。上手くいかないことがあれば、親のせい、先生のせい。誰かのせいにして問題を自分で解決しようとしないのです。彼らは、地域経済の担い手。まさに青年部宣言にある「かけがえのない人たちとかけがえのない地域のためにできることを考えてほしい。今から未来に活かせる教育をすることは、島の発展に必ず繋がるはず。自分自身で『将来こんなことで貢献したい!』と気づいてもらうきっかけになればうれしい」と話します。

 

 6月6日に第一回目の授業が行われ、生徒たちが考えた65もの案が出揃いました。授業ではその中から10品目に絞り、今後は具体的なレシピ開発に挑みます。商品のパッケージデザインは瀬戸田小学校の児童が担当、原価計算、市場分析などを含む価格設定は瀬戸田高校の生徒が担当するオール瀬戸田で臨むプロジェクト。奥本さんは「子どもの頃に青年部の考え方、ノウハウを教えることに意義がある。この取り組みがひとつのモデルケースとして各地域に広がってほしい」と締めくくりました。

 

 完成した新商品は、3月12日(木)~24日(火)の間、ひろしま夢ぷらざで県青連備南地域協議会が主催する物産展に出品予定。どんな商品が完成するか、今から期待せずにはいられません。

 

●お問合せ 尾道しまなみ商工会 瀬戸田支所 TEL0845-27-2008

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