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老舗和菓子店『谷口屋』の茶山ぷりんがリニューアル(神辺町商工会)

[豪雨災害を乗り越えついに完成!風味や食感はそのままにパッケージを刷新。日持ちも大幅に延長]

事業所・店舗紹介

神辺町 商工会

新たな挑戦を続ける店主の下宮仙右衛門さん

 茶山饅頭総本舗谷口屋は、1865年創業の老舗和菓子店。江戸末期に西国街道沿いの現在の場所に店を移して以来、150年以上地域に親しまれてきました。看板商品は、2種類の砂糖を使って炊き上げた白あんを、挽きたての新鮮な抹茶が練り込んだ生地で包んだ『茶山饅頭』。しっとした上品な甘さとあっさりとした後口が特徴で、長年、地域の方に愛され続けています。

 

 現在、店を切り盛りするのは7代目にあたる下宮仙右衛門さん。東京都内の和菓子店で7年間修行を積み、さらに谷口屋の職人から独自の味と技術を5年かけて教え込まれました。和菓子だけでなく、洋菓子の技術も学び日々探究中。和洋がコラボした新しいお菓子づくりにもチャレンジしています。

 

 今回リニューアルした茶山ぷりんは、看板商品の茶山饅頭を筆頭にした『茶山ブランド』の最新作として登場。茶山饅頭と同じ挽きたての抹茶をたっぷりと使い、本葛を使ったぷるんとした食感とつるんとしたのど越しが楽しめる一品です。

 

味や食感はそのままに、保存期限が長くなって購入しやすくなった抹茶ぷりん(5個入り1500円)

 容器に流し込むまでの工程は従来の茶山ぷりんとほぼ同じ。茶山ぷりんを流し込んだ容器にヒートシールの蓋をして煮沸消毒します。密封された状態で煮沸するため、中は無菌状態になり、保存料などを使うことなくこれまで5日間だった日持ちが30日間になりました。日持ち期間は変わっても、従来のものと味を変えないために、使用する素材はそのままにその配合をとことん研究しています。これにより二次流通に対応することができるようになり、贈答用にも便利な仕様になりました。

 

 店主の下宮さんは「このぷりんが茶山饅頭の知名度をアップするきっかけになり、多くの人が茶山シリーズに興味を持ってもらえると嬉しいです」と話します。

 

 神辺町商工会伴走型小規模事業者支援推進事業の一環で専門家派遣を活用し、パッケージデザインやコンセプトづくりなどにも着手。また、7月の豪雨災害では、事務所や工場、倉庫などが床上浸水し、32日間休業を余儀なくされました。その際、被災地域販路開拓支援事業の小規模事業者持続化補助金の採択を受け、チラシの作成や新しい茶山ぷりんの製造に必要な小型卓上シーラー機を購入することにより、事業再建の足掛かりとしています。

 

 茶山ぷりんは、12月10日より店舗で発売開始。今後は、デパート等、贈答用に販路をさらに広げていく予定です。新たにリニューアルした老舗の自信作を、ぜひ一度ご賞味ください。

 

○茶山饅頭総本舗 谷口屋

住所/福山市神辺町川北641

電話/084-962-0236

営業時間/9:00~18:00

定休日/水曜

HP/http://chazanmanju.com/

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