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経営支援事例ーにんにく問屋(五日市商工会)

[補助金や助成金を活用して、県内産低臭加工ニンニクの加工品を商品化]

事業所・店舗紹介

五日市 商工会

新パッケージはニンニクのシルエットをちりばめた愛らしいデザイン。

 平成28年からニンニクの低臭加工技術の特許を持つあすなろ本舗、にんにく問屋など、3事業者で構成する『ニンニクプロジェクト』を立ち上げ、白木町の畑で育てた『福地ホワイト』を低臭加工して販売しています。加工済みのニンニクは本来の栄養成分、うま味、辛味を損なうことなく、特有の臭いのみを抑制できる優れもの。ニンニクに含まれるアミノ酸が高くなり、まろやかさとうま味もアップします。「週末食材のイメージが強かったニンニクを毎日食べてもらいたい」と代表の加藤さん。昨年は収穫したニンニクで作ったチップやパウダーなど、加工品の販売も開始しました。

 

 ここに至るまでには様々な試練もありました。きれいなニンニクはホールとして販売できますが、形の悪いもの、小さすぎるもの、大きすぎるもの、少しでも開いて土が入ったものなどは商品価値を失います。規格外のニンニクをどう販売するかが1年目の大きな課題になりました。加藤さんはこれらに付加価値を付けて販売しようと加工品の製造を思いつきましたが、商品化するためには食品乾燥機や粉砕機などの設備機器を整える必要がありました。また、商品化に成功した後の販路開拓にも不安を感じていました。

 

 加藤さんは、低臭加工のニンニクを使ったチップやパウダーを作りたいと五日市商工会を訪問。職員から補助金を紹介され、事業計画を作成しました。採択されたことで必要な設備を導入、無事に加工品の製造を開始することができました。しかし、販路開拓に取り掛かろうとした時に新たな問題が発生。新商品のパッケージシールを自作したところ、安っぽさが抜けず顧客の評価もイマイチでした。そこで再度商工会に相談、広島県商工会連合会の特産品開発支援事業に選ばれ、プロにパッケージデザインを依頼する費用の2/3が助成されました。また、小売店を紹介するなどの販路開拓も商工会が支援しています。

 

補助金を活用して購入した乾燥機。

 加藤さんは「相談しなければ、補助金や助成金があることも分かりませんでした。採択を受けるために頭の中を整理する過程で、やるべきことや将来像など、ぼんやりとしていたことがクリアになりました」と話しました。

 

○株式会社 にんにく問屋

住所/安佐南区中筋3-16-25

TEL /082-876-2290

営業時間/9:00〜17:00

定休日/土日曜・祝日

 

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