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事業所紹介-日野折箱店(神辺町商工会)

[小ロットからできるオリジナル折箱。スピード感、提案力で新境地を開拓]

事業所・店舗紹介

神辺町 商工会

小ロットや複雑な形をした折箱にも対応できる、製造に特化した工場。働きやすさにも考慮した様々な設備が揃います。

 創業1948年、日野折箱店は来年70周年を迎える老舗の折箱店です。アイスキャンディーに使われていた木製の棒の製造で創業し、婚礼を中心とした引き出物の折箱や仏事の折箱などを製造。需要が低下した30年ほど前からは、折箱製造を離れ包装資材の卸売りを中心に行っていました。

 

 5年前から力を入れているのは、再びニーズが高まったと感じた折箱の製造。「同業者の廃業等の理由から、自社商圏外から折箱の問合せが入るようになりました。近年は包装資材の卸売が中心でしたが、細々と折箱の製造は続けていました。同じ理由で全国的にもニーズは高まるだろうと感じ、平成24年から本格的に折箱の製造を行うことにしたんです」と代表取締役の日野貴文さんは話します。

 

 平成25年には、神辺町商工会のサポートを受けて小規模事業者活性化補助金の採択を皮切りに平成26年には小規模事業者持続化補助金の採択と経営革新計画の認定、平成27年には小規模事業者持続化補助金とものづくり補助金の採択を受けました。平成24年には1種類のみだった製造方法でしたが、設備の導入を重ねることで多種多様な折箱の製造が可能になり、HPの開設、カタログの作成では販路開拓に繋がりました。さらに、平成27年9月に2度目の経営革新計画に認定され平成28年3月には折箱製造に特化した自社工場を建築し、平成29年6月決算期にはこれまで全体の5%ほどだった折箱の売上が25%にまで成長しました。市内のみだった取引先も九州から関東、北陸まで20県に拡大しています。

 

手際良くサンプルを作る日野さん。「夢は商品を全国に流通させること。難しい目標ではないと思っています!」。

 こうした成功の裏には、業界の動向を掴み、積極的に市場のリサーチを行った日野さんの努力があります。「他県の同業者に電話をして、気になることを聞いてみたり、全国の折箱製造業者の企業情報を収集しました。他社がやってないことをやらなければ!と必死でした」。

 

 完成までの工程数が多い商品はどの折箱業者でも苦手としていた分野。「他社が苦手な事を積極的にやるようにしたら、徐々に仕事がいただけるようになってきました」と日野さん。同社の魅力は、大きなロットはもちろんですが、小ロット(300個)から受注できる製造体制や工程が多い複雑な折箱の製造が可能なところ。さらに、手動でサンプルが作成できる設備を備え、具体的な提案をスピーディーに行うこともできます。問い合わせから即日で立体的なサンプルを提案することができる事が最大の武器かもしれません。

 

 「取引先が『日野に任せておけば何とかしてくれる』という安心感を与え、信頼を得られる企業になりたい」、そう話す日野さんは、確かな手応えを感じていました。受け身だった老舗の折箱店から、市場のニーズにいち早く応える攻めの折箱店へ。日野折箱店の挑戦はまだまだ続きます。

 

日野折箱店のHPはこちら

 

●日野折箱店

TEL/084-922-3837

住所/福山市明神町1-3-7

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